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経営者に聞く

出店する地域に根ざして長く営業し続ける【チョイスホテルズジャパン代表取締役社長 伊藤孝彦氏】

出店する地域に根ざして長く営業し続ける【チョイスホテルズジャパン代表取締役社長 伊藤孝彦氏】

――足元の業績や市場環境について、御社の手応えは。

伊藤 業績は好調を維持しています。昨年は大阪・関西万博の来訪需要やアジアを中心としたインバウンド需要が追い風になりました。特にインバウンド需要の大きい都市部では、想定を上回る水準で推移しています。

 

――国内旅行やビジネス需要については慎重な見方もあるが。

伊藤 現時点では過度に悲観していません。日本人の国内レジャー需要は堅調で、ビジネス需要も急激に縮小するとは捉えていません。

当社の運営ホテルは都市部・駅前・ロードサイドとポートフォリオを分散し、地域毎に相違はありつつも、全体的に安定しています。

 

――中国市場の減速を懸念する声もある。

伊藤 不確定要素をリスクとしては認識していますが、現段階で大きな影響はありません。

現在はFITを中心に集客し、比率も大きくなく、仮に需要が落ち込んだとしても他の需要・マーケットでカバーできると思います。春節の動向は注視していますが、必要以上に悲観する状況ではないと思います。

――昨年2025年は新規開業やリニューアルを積極的に推進した。

伊藤 新規開業は「コンフォートホテル紀伊田辺」 「コンフォートホテル水戸」 「コンフォートホテルERA札幌北口」の3ホテルがあり、いずれも順調な立ち上がりです。

また、リニューアルについても継続的に進めており、改装による短期的な収益効果よりも、顧客満足度の指標が着実に上がってきている点を評価しています。親会社であるグリーンズ(三重県四日市市)が昨年2月に発表した3カ年の中期経営計画「GREENS SUSTAINABLE JOURNEY 2028」にも掲げた通り、観光・レジャー需要の取り込み強化に向けて、客室仕様の見直しや「Comfort Library Cafe(コンフォートライブラリーカフェ)」の充実を進めています。

 

(国際ホテル旅館2026年2月5日号から抜粋)