TOP INTERVIEW
経営者に聞く

サイクリストや旅行者、 地域の交流拠点に【瀬戸内ブランドコーポレーション執行役員宿泊事業開発本部長 阪本浩和氏】
今春開業予定のせとうちサイクルステイズ広島宇品(広島市南区)の見どころについて、運営を担当するせとうちジャーニー(広島市中区)の親会社である瀬戸内ブランドコーポレーション(広島市中区)執行役員宿泊事業開発本部長の阪本浩和氏に聞いた。
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――この立地環境をホテル運営にどのように活かしていくのか。
阪本 宇品には港があり、当ホテルは瀬戸内海における船旅の発着拠点としての役割も担いたいと思っています。
瀬戸内海では「しまなみ海道」がサイクリングスポットとして有名ですが、江田島や似島等、宇品港からアクセスできる島でもサイクリングツーリズムの取り組みが進んでいます。当ホテルを拠点に新たな動きが生まれることを期待しています。
――想定する宿泊ニーズやターゲットは。
阪本 メインターゲットはサイクリストですが、国内外のレジャー客やアーバンスポーツを楽しむ人たち、さらにビジネスまで幅広い宿泊需要を想定します。地元在住者も気軽に立ち寄れる交流拠点になればと考えています。
客室全室に自転車を持ち込むことができ、壁材には自転車が接触しても傷がつきにくい素材を採用しました。ロードレースチーム「ヴィクトワール広島」が自転車のメンテナンスサービスを提供し、サイクリストが安心して利用できる環境を整えました。
――自転車を軸にしたアクティビティも計画。
阪本 競輪選手やロードレーサーと一緒にサイクリングを楽しめる交流イベントの開催等も検討しています。競輪やロードレースの魅力に触れるきっかけづくりとして様々な取り組みを行いたいです。
大浴場とサウナは宿泊客以外の日帰り利用も受け入れ、レストランも一般利用可能なランチビュッフェを週末に実施する予定。サイクリストを中心とした旅行者や、アーバンスポーツ、地域の人々が瀬戸内の魅力を体感し、次の旅へと繋がっていく〝寄り道の拠点〟として運営したいです。
(国際ホテル旅館2026年2月5日号から抜粋)
