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経営者に聞く

新築からコンバージョンまで幅広く出店 快進撃続く【IHGホテルズ&リゾーツ日本&マイクロネシア マネージングディレクター/IHG・ANA・ホテルズグループジャパン CEO アビジェイ・サンディリア氏】

新築からコンバージョンまで幅広く出店 快進撃続く【IHGホテルズ&リゾーツ日本&マイクロネシア マネージングディレクター/IHG・ANA・ホテルズグループジャパン CEO アビジェイ・サンディリア氏】

――現在の日本国内の宿泊市場をどのように捉えているか。

サンディリア IHGは2024年に日本進出60周年の節目を迎えました。これだけの期間、事業を続けてきたこと自体が意義深いと考えており、その積み重ねを原動力として現在も成長を続けます。

日本の観光産業は、これまでで最も力強い局面にあると捉えています。こうした追い風を受け、昨年2025年の業績は好調に推移しました。今年2026年以降も成長基調は続くとみています。

 

――IHGは、日本国内で幅広いスケール・ブランドを展開している。日本市場での成長は、全てのブランドに言えることか。

サンディリア 前提として、日本の宿泊業界におけるグローバルホテルブランドのシェアは依然として低く、業界のデータによると全体の3~5%程度にとどまっています。他の国・地域では25%から50%程度に達する場合もあり、この点は日本における大きな成長機会だと捉えています。

実際、私たちはあらゆる領域で出店機会を拡大しています。出店形態は新築と既存ホテルのコンバージョンの双方があり、両軸でバランス良く展開しています。2024年に日本で締結した契約はほぼ全てがコンバージョンでしたが、昨年2025年は7割以上が新築案件でした。

昨年発表した契約の中で象徴的な事例が、大阪市此花区で着工したユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)隣接地での新築トリプルブランド・プロジェクトです。 「インターコンチネンタル」「キンプトン」 「ホリデイ・イン」の3ブランドを擁し、総客室数817室とIHGとして日本で過去最大規模の新規開発となります。2029年の開業を予定しています。

昨年はまた、リージェント京都を新築で着工しました。一方、コンバージョンではホリデイ・イン京都五条、ANAホリデイ・イン東京ベイ、ガーナーホテル大阪本町駅、ガーナーホテル大阪本町御堂筋、ガーナーホテル大阪本町北船場などを開業しました。

 

(国際ホテル旅館2026年2月5日号から抜粋)