TOP INTERVIEW

経営者に聞く

3期連続で過去最高売上・最高益を更新【アパグループ社長兼CEO 元谷一志氏】

3期連続で過去最高売上・最高益を更新【アパグループ社長兼CEO 元谷一志氏】

――3期連続の過去最高売上・過去最高益の更新を見込んでいる。

元谷 2025年11月期決算の計上を進めているところですが、グループ全体の売上は2700億円程度、経常利益も950億円程度を見込んでいます。2回の上方修正を行いましたが、それもクリアすると見ています。

大阪・関西万博効果もあって、関西エリアの売上が前期比120%超と業績を牽引しました。万博の会期終盤、10月11日宿泊分は単日売上が15億9000万円と過去最高の売上を更新しました。

 

――利益率が30%を大幅に上回っている。

元谷 高単価販売とアパホテルネットワークの戦略的拡大が高収益を支えています。

〝選択と集中〟に基づき、東京・大阪・名古屋の三大都市圏や札仙広福(札幌市・仙台市・広島市・福岡市) 、および岡山市・熊本市等の周辺都市を直営ホテルの重点エリアとする一方、それ以外のエリアでは直営からフランチャイズへの運営方式の転換も進め、ネットワークとしては純増となっています。

さらに、6月には「the b」を展開するイシン・ホテルズ・グループ(東京都港区)を完全子会社化し、17ホテル2643室がネットワークに加わりました。昨年3月にFC転換開業したアパホテル〈関空岸和田〉 (大阪府岸和田市)は、立体駐車場の施工等を手掛けるフジパスク(東京都世田谷区)と新規のFC契約を締結しました。当社のFCオーナーとして初のホテル運営にチャレンジしています。2027年3月末までにアパホテルネットワーク15万室展開を目指す上で、FCオーナーやアパ直参画ホテルの存在は重要です。アパホテル累積会員2000万人以上、アパアプリ700万ダウンロードの規模を活かした集客はメリットが大きいと思います。

 

(国際ホテル旅館2026年1月5日号から抜粋)