スピン（東京都新宿区）とDFA Robotics（東京都渋谷区）は、両者の技術およびノウハウ等を融合したプロダクト「遠隔接客×サービスロボット」を開発。実証実験をスタートした。

移動可能なサービスロボットに、リモートでリアルタイムにコミュニケーションや制御が出来る能力を組み込む。このソリューションを活用することで、高度な接客技術を持つスタッフによるサービスを複数の拠点で提供でき、顧客満足度の向上や新しい顧客価値の創出が見込まれる。また、スタッフの就労のチャンスを広げ、経営者も良い人材を採用・確保しやすくなることも後押しする。

現在、行政施設や商業施設等での実証実験の準備を進めている。ホテル・旅館では、フロントやコンシェルジュ等の様々な館内案内サービスに応用できる。少数のスタッフが複数の拠点を掛け持ちで応対したり、逆に、複数のスタッフが一つの拠点を入れ替わりで応対したりすることもできる。

スタッフの代わりにキャラクター（アバター）を映し出すことで、在宅での勤務にも対応できる等、より多様な働き方および多様な人材活用を実現。就労環境の最適化や就業機会の創出等を実現する。