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経営者に聞く

ブランド価値向上と持続的な成長へ【リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション総支配人 山根朋之氏】

ブランド価値向上と持続的な成長へ【リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション総支配人 山根朋之氏】

リーガロイヤルホテル大阪ヴィニェットコレクション(大阪市北区)は、4月1日付で新たな運営体制を発足。最高執行責任者(COO)に井上忠浩氏とクラウス・ペダーセン氏、総支配人に山根朋之氏が就任した。3氏はそれぞれの専門性を結集し、90年以上にわたり「大阪の迎賓館」として培ってきた伝統を継承しながら、IHGホテルズ&リゾーツのラグジュアリー&ライフスタイルブランド「ヴィニェットコレクション」の一員として、さらなるブランド価値向上と持続的な成長を目指す。ホテルの強みや今後の展望について聞いた。

 

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――山根さんのホテル業界でのキャリアは。

山根 1987年にロイヤルホテルへ入社し、宿泊部門や営業部門、海外のグループホテルなど、様々な現場を経験しました。その後は財務部や総合企画部(現・経営企画部)において、グループ全体の経営計画の策定などにも携わりました。

2011年にはリーガロイヤルホテル(大阪)(現リーガロイヤルホテル大阪ヴィニェットコレクション)の副総支配人兼宿泊部長に就任し、2014年からリーガロイヤルホテル広島、2021年からは都市センターホテルで総支配人を歴任しました。2025年の大阪・関西万博では事業推進室長として、当ホテルにとって二度目となる万博・迎賓館運営を担当し、会期中の数多くの宴席運営など、重要な業務に携わりました。

 

――長年ホテルの現場や経営に携わってきた立場として、貴ホテルの強みや特徴をどのように捉えているか。

山根 最大の強みは、1935年の誕生以来、90年以上にわたり「大阪の迎賓館」として培ってきた歴史と信頼です。加えて、昨年4月からIHGホテルズ&リゾーツのコレクションブランド「ヴィニェットコレクション」に参画し、世界的なブランド力と当ホテルならではの個性を融合できている点も大きな魅力だと考えています。

これまで国際会議や首脳会議、万博関連行事など、ホテル内外で数多くの重要なイベントを支えてきた実績があり、宿泊・レストラン・宴会・MICE機能を兼ね備えた総合力によって、多様なニーズに高いレベルで対応してきました。中之島という大阪を代表する唯一無二のロケーションに位置し、ビジネスと観光の双方に、優れた利便性と特別な滞在価値を提供できることも大きな特長です。

さらに、2024年から1年以上をかけて実施した大規模改装により、施設面も大きく刷新されました。歴史や伝統を受け継ぎながら、現代の顧客ニーズに応える快適性と機能性を兼ね備えたホテルへと進化しています。

こうした価値を支えているのは、長年受け継がれてきた質の高いおもてなしと人材力です。歴史と伝統、卓越したサービス、充実した施設、そしてIHGの世界基準のブランドネットワークが融合することで、リーガロイヤルホテル大阪ならではの価値がさらに強固なものになっていると捉えています。

 

(国際ホテル旅館2026年8月20日号から抜粋)