4月、福村正道氏が代表取締役社長に就任。同社が運営する「リッチモンドホテル」は、外部機関の顧客満足度調査で1位に選ばれるなど、サービス品質の高さに定評がある。

軒数や客室数の目標を達成する「出店ありき」の計画よりも、新規顧客創造やリッチモンドクラブ会員客をはじめとする利用客の利便性向上に繋がるかどうか、そして自社にとって収益効果があるかどうかを判断基準にして出店を進めるという考え。2020年以降も国内に自社の出店余地はあると考えると同時に「選ばれるホテルになるための品質向上に向けた努力も必要」として、今後も継続的な改善に取り組むとしている。

「2020年以降は出店戦略よりも人材確保がより深刻な課題になるとみている。『選ばれるホテル』というのは、宿泊客だけでなくスタッフに対しても全く同様のことが言える」として、組織・職場づくりにも積極的に取り組む構えだ。

インタビューの詳細は『国際ホテル旅館』8月5日号で。