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  • 宿泊プラン、宿泊サービス
  • 18.03.05

【本紙特集】旅行の潜在需要 どう掘り起こすか

【本紙特集】旅行の潜在需要 どう掘り起こすか

観光庁とJNTOは、全世界規模の訪日促進キャンペーン「Enjoy my Japan」を始めた。海外旅行に頻繁に行きながら、日本を旅行先として意識していない「訪日無関心層」への興味喚起を狙い、動画を制作、Youtubeで配信し、ソーシャルメディアや一部テレビCMなども活用する。

ソーシャルメディアを活用する動きは旅行業界にも。Peach Aviationは個人が経験した旅をそのままプラン化、予約までできる「COTABI」を今春にも立ち上げる。昨年3月にインスタグラマーとの連動企画を行ったところ、航空券販売総額が前年同月比2.4倍に急伸したことが企画のきっかけ。

ホテルや旅館の宿泊需要は立地やイベントに依存しがち。主体的に潜在需要を掘り起こすのは用意ではない。それでも、表面化しない要望や不満を探り、業務改善や魅力向上を続けることが、需要創出の着実な道でもある。

ビースポークは、提供する自動応答プログラム「Bebot」でやり取りされた内容を収集・分析してホテルの業務改善やサービス強化を支援。朝食喫食率が低いホテルでの原因分析やクレーム発生客へのフォローアップなどに活用されている。