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  • 19.04.27

MUJI HOTEL GINZAオープン【良品計画・UDS】

MUJI HOTEL GINZAオープン【良品計画・UDS】

4月4日、東京・銀座に「無印良品」による国内初のホテルMUJI HOTEL GINZA(東京都中央区)がオープンした。

読売新聞東京本社(東京都千代田区)と三井不動産(東京都中央区)が開発した複合ビル「読売並木通りビル」内に開発されたもので、良品計画(東京都豊島区)がコンセプトと内装デザインを監修し、UDS (東京都渋谷区)が企画、内装設計、運営および経営を担当する。

ホテルはビルの上層階、6階一部から10階までの延床面積3510.39㎡に、客室79室やレストラン「WA」、フロント・ロビーなどを設ける。客室は14㎡~15㎡・1室1泊1万4900円からのセミダブルルーム「タイプA」から、52㎡・同5万5900円からのツインルーム「タイプI」まで9タイプ。「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、無印良品が追求する使い勝手と居心地の良い空間・滞在を、UDSが培ってきた設計ノウハウを生かして形にした。

都電の敷石として使われていた石材や船の廃材だった鉄板などを内装材に取り入れ、かつて無印良品の旗艦店があった「無印良品有楽町」の土を土壁の素材に用いるなど、土地の歴史を引き継ぐことを空間づくりでも表現した。

客室の床材や建て付け家具などには無垢材を用いたほか、布製のラグ、石材を使った水回りなど、客室の内装・インテリアには自然素材を多く用いている。寝具やタオル、バスアメニティ、食器類、ドライヤー、フロアライトなど、客室備品の多くには無印良品の商品を採用した。また、各室にタブレット端末を設置。照明やエアコンなどの設定変更ができるルームコントロールやホテルインフォメーションなどをデジタル情報で扱っている。