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  • 19.06.01

新基準で宿泊施設5軒を認定【エコマーク】

日本環境協会エコマーク事務局(東京都千代田区)は、4月19日、ホテル・旅館のエコマーク認定基準を全面的に改定した新基準「ホテル・旅館Version2」において初の認定施設4社5施設が決定した。

今回認定を受けたのは名古屋観光ホテル (名古屋市中区)が運営する「名古屋観光ホテル」、ナゴヤキャッスル (名古屋市西区)が運営する「ホテルナゴヤキャッスル」「キャッスルプラザ」、戸田家(三重県鳥羽市)が運営する「戸田家」、ホテルグランヴィア岡山(岡山市北区)が運営する「ホテルグランヴィア岡山」。

宿泊施設の規模や業態、取り組みが多岐にわたることを踏まえ、ポイント制による評価を採用。必須項目の全てと選択項目25ポイント以上で認定される。

「ホテル・旅館Version2」認定施設は、世界的な環境保護活動への注目や省エネ法のベンチマーク制度の対象にホテル業が追加されたこと、訪日外国人旅行者の増加や外国人労働者の受入拡大などによる海外に向けた情報発信の重要性などを背景に、従来の認定基準を全面的に見直したもの。SDGsなど持続可能性の観点を一層明確化し、食品ロス削減、地域や社会への貢献など多様な取り組みを評価する内容にもなっている。

今回の認定で、エコマーク認定ホテル・旅館はVersion1での認定7施設に加えて合計12施設となった。エコマークは1989年に創設され、宿泊業向けには2012年から認定を行っている。