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- 開発、開業計画
- 19.07.01
宿泊事業に進出【パナソニック ホームズ】
パナソニックホームズ(大阪府豊中市)は、今年度から宿泊事業へ本格参入。宿泊施設の開発と宿泊事業の運営サポート体制を組み合わせて提案する「Vieuno Stay(ビューノステイ)」を立ち上げた。今年度の受注目標棟数13棟・受注金額54億円を目指す。
建物開発には、同社の工業化住宅「Vieuno」(ビューノ)の技術やノウハウを活用する。ビューノは独自技術による強靭さが特徴で、工業化住宅ながら地上9階建てまで建築できる。さらに、業界最小クラスとなる15cmピッチのモジュールを採用し、工業科住宅ながら自由度の高い設計が実現。建築制限が厳しい都市部でも、土地のスペースや容積率を最大限に生かした施設開発が可能になる。短工期・安定したコストといった工業化住宅ならではの開発メリットもある。
建物の内部も、戸建・賃貸住宅や商業施設など、長年培ってきた設計ノウハウを生かし、地域特性や運営スタイルに応じた空間を提案する。パナソニックの家電や設備による快適な空間づくりも提案できる。
施設運営については、土地オーナーと運営会社を繋ぐ独自のサブリーススキーム「インバウンド・リンク」を用意する。同社グループのパナソニックホームズ不動産が最大30年間のマスターリースを土地オーナーと締結し、土地・建物を一括借上げする。同社は貸主となって提携の運営会社へ10年間転貸し、10年後に宿泊需要の状況をみながら、必要に応じて用途変更などにも対応する。
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