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  • 19.07.07

築140年の古民家をコンセプトホテルに改修【サブライム】

築140年の古民家をコンセプトホテルに改修【サブライム】

飲食店経営などを手掛けるサブライム(東京都新宿区)は、6月10日、和歌山県串本町に築140年以上の古民家をコンセプトホテルに改修したNIPPONIA HOTEL串本熊野海道(和歌山県東牟婁郡)を開業した。

少子化が進み空き家増加の課題を持つ和歌山県串本町の町並みの保存継承と観光振興を目的に、紀陽銀行(和歌山県和歌山市)と串本町などが地域活性化に向けた包括連携協定を元に資金調達し、現地の古民家2棟を宿泊施設として改修した。

建物は延床面積573.76㎡で、客室3室、定員22人。宿泊料金は1泊2食付きで1人2万円から8万円とする。宿泊等とレストランに生まれ変わる「稲村亭」(とうそんてい)は、地元名士の邸宅として古くから親しまれてきた。客室はジャグジーと五右衛門の2種の風呂を中心とした造りで、日本家屋の構造と趣きを同時に感じることができる。

同社は今後、2020年までに同区内にある古民家を改修し、客室10棟15室を新たに開業する予定だ。