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  • 開発、開業計画
  • 19.10.25

三井家ゆかりの地に高級ホテル【三井不動産】

三井家ゆかりの地に高級ホテル【三井不動産】

三井不動産(東京都中央区)および三井不動産リゾートマネジメント(東京都中央区)は、2020年夏、京都市中京区に「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテルザ三井京都)」を開業する。

計画地は二条城の東側・堀川通り沿いに面し、敷地面積7459.86㎡。17世紀末に三井総領家二代目当主・三井高平が居宅を構え、その後、昭和中期まで三井総領家が所有、18世紀初頭から明治初期にかけては三井の統括機関だった大元方も設置されたなど、同社グループとゆかりのある地だ。

HOTEL THE MITSUI KYOTOは、ブランドコンセプトを「日本の美しさと―EMBRACING JAPAN’S BEAUTY―」とし、伝統文化や建築、工芸、食などにみられる日本独自の美意識を取り入れた滞在体験の提供を目指す。

エントランスには1703年(元禄16)に創建され、三井家の時代から受け継がれてきた旧梶井宮御門を設置する。客室やロビー等のパブリックエリアはHeritage Re/Invented(伝統再生)をテーマに、古都京都における日本の美に新たな価値を加える。

客室は161室。約210㎡のプレジデンシャル・スイートなど多彩な部屋タイプを用意する。ホテルの中心には約1300㎡の中庭を設け、三井家の時代から受け継がれてきた庭を再生する。

館内には約1000㎡のスパエリアを設ける。敷地内から湧出する源泉を活用し、水着を着用する天然温泉プール「サーマル・スプリング」、特別客室「ONSENスイート」を併設する。