NEWS

ニュース

  • 簡易宿所、民泊
  • 19.11.19

築100年の民家を宿泊施設にリノベーション【ワコール】

築100年の民家を宿泊施設にリノベーション【ワコール】

ワコール(京都市南区)は11月1日、京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所 御所西」(きょうのおんどころごしょにし、京都市上京区)をオープンした。

京の温所としては6軒目。大阪を拠点に家具の製造販売やグラフィックデザイン、カフェ運営、自治体のブランディングなどを手掛けるクリエイティブユニットのgraf(グラフ、大阪市北区)がディレクションを担当。中庭と室内が一体化し、光と季節感を感じられる空間をデザインした。

施設は市営地下鉄丸太町駅から徒歩7分の御所西エリア。築100年を超え、長年空き家になっていた京町家を、伝統工法で組まれた梁や柱を活かしながらリノベーションした。

建物は2階建てで、延床面積83㎡。建物は軸組のみを残していったん解体し、中央の吹き抜けを中心に様々な種類の居場所を点在させた。1階にキッチンとダイニング、リビング、水回りを、2階にベッドルームやライブラリーを配置し、大勢で過ごすにも一人で寛ぐにも自然に滞在できる空間を目指した。

宿泊料金は1泊6万7000円からで、最大4名まで宿泊できる。チェックインには16時から対応し、日中は同社新京都ビルでのフロント受付や手荷物の預かり・運搬サービスなども行う。