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  • 開発、開業計画
  • 20.05.19

北海道初出店を計画【ロイヤルパークホテルズ】

三菱地所(東京都千代田区)は3月26日、札幌市中央区のホテル開発計画「(仮称)大通西1丁目プロジェクト」の始動を発表した。2021年秋の開業を予定している。

同社としては初の北海道でのホテルアセット開発事業で、国内初となる高層ハイブリット木造ホテルを計画する。竣工後はロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(東京都千代田区)による北海道第一号のホテルを予定している。設計監理は三菱地所設計が担当する。

計画地は地下鉄大通駅から徒歩1分、大通公園の向かい側に位置する。建物規模は地上11階・地下1階建て、延床面積約6160㎡。ホテルは客室約130室のほか、ラウンジ、レストラン、ジムを併設する。ブランドはライフスタイル型ホテルの「ザロイヤルパークキャンバス」とし、客室やロビーなどの内装にも北海道産木材をふんだんに使い、北海道らしさを感じられる空間とする。

建物は1階から7階までの低層部を鉄筋コンクリート造、8階を鉄筋コンクリート造と木造のハイブリット造、9階から11階までの上層部を純木造で構成される。構造材に約1050㎡のトドマツを使い、うち8割は北海道内から調達。上層部の内装も北海道産トドマツのCLTを床に使うほか、低層部の鉄筋コンクリート造には、木板付きの型枠材をそのまま天井の仕上げ材として使うなどして木質化を実現する。o