ANAクラウンプラザホテル成田（千葉県成田市）は、昨年12月16日、同年11月に総料理長に因藤典文氏、副総料理長にマーク・ボナー（Marc Bonard）氏の両名が就任したと発表した。

因藤氏は北海道小樽市出身。札幌や東京の有名フレンチレストランを経て、1995年に渡仏、修業を積んだ。帰国後は外資系ホテルのシェフに就任し、2002年のサッカー日韓Ｗ杯ではイタリア・アルゼンチン・サウジアラビア代表チームのシェフを務めた。2018年にメートル・ド・ロティシエ（騎士称号）を叙勲。

ボナー氏はフランス出身。料理学校を卒業後、有名レストランで修業を積み、パリの二つ星レストラン「アンバサドゥール」ではクリスチャン・コンスタン氏に師事した。1994年に来日し、「オテル・ドゥ・ミクニ」を経て、「ル・コルドンブルー代官山」で教授を務める傍ら、客船の料理プロデュースや海外のフランス料理フェアにゲストシェフとして招聘された経験も。