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  • 22.02.24

国産木材を活用 収益を森林に還元【丸紅木材】

建築用木材などの製造販売を手掛ける丸紅木材(大阪市中央区)は、国内の森林資源の保全を目的とした、国産木材を活用する提案に力を入れている。

同社が推進するプロジェクト「IKONIH(アイコニー)」は、国内で伐採された檜について、建材の材料となる幹の中央部分以外の残材・未利用材を買い取り、家具や玩具、ノベルティなどの製品に加工して販売することで、木材の〝歩留まり100%〟を目指すというもの。檜が持つ抗菌・消臭効果などを活かすため、製材時に出るオガクズやウッドチップも、エッセンシャルオイルや消臭剤などに製品化している。

ホテルや旅館にも、IKONIHの理念に賛同する動きが。家具・備品や消臭剤などを客室に設置する事例が出始めている。