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  • 宿泊施設向け商材・アイテム
  • 22.05.25

植物のエネルギーで発電 botanical light【グリーンディスプレイ】

植物のエネルギーで発電 botanical light【グリーンディスプレイ】

植物を用いた商空間ディスプレイ等を手掛けるグリーンディスプレイ(東京都世田谷区)は、昨年、植物のエネルギーで発電するbotanical light(ボタニカルライト)を開発した。

植物と共存する微生物が生命活動をする際に放出する電子を利用するもので、植物が育つ土壌等に電極を差すだけで電気を得ることができる。同社と電子機器開発のニソール(埼玉県狭山市)が共同開発し、発生する電圧は3~4V程度。

発電の際に排出されるものは水だけ。この水も植物の根に吸収されるため、植物が元気な状態であれば、時間や天候に左右されることなく安定して発電し続けることができる。壁や天井から吊るすハンギング型のプランター・バスケットや壁面緑化などにも利用でき、イルミネーションや防犯灯、非常用電力、センサー用電力等への応用を想定している。