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  • 開発、開業計画
  • 22.08.28

アジア太平洋地域のホテル投資額 コロナ禍前を超える【JLL】

JLL(米国シカゴ)は7月12日、アジア太平洋地域の今年上半期のホテル投資額は68億米ドル(9180億円、1ドル135円)で前年同期比33%増、2019年同比11.9%増だったと発表した。

同期のホテル投資件数は前年同期比20.2%減の75件、2019年比で33%減だったが、取引客室数は前年同期比29.9%増の1万9822室、2019年比で9.4%増だった。資金力のある機関投資家がより効率的な投資を志向し、複数物件の取引(ポートフォリオ取引)が急増したことが影響していると見られる。

国・地域別には日本が18億米ドル(2430億円・同)、韓国が17億米ドル(2295億円・同)、香港を含む中国が16億米ドル(2160億円・同)だった。日本は前年同期比91%増と急回復。円安為替や世界的な金利上昇が、日本の資金調達環境を魅力的にしたと見られる。