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  • 22.10.18

Z世代の海外旅行 「インスタ映え」とは違う投稿へのニーズも【東洋大学、JATA、バリーズ】

東洋大学(東京都文京区)国際観光学部、日本旅行業協会(JATA、東京都千代田区)海外旅行推進部、バリーズ(東京都目黒区)Z世代トラベルプロジェクトは、9月22日「未来を示す羅針盤~Z世代×海外旅行再開に関する意識調査レポート」を発表した。

今後20年間にわたって消費の中心層となり、マーケティングターゲットとして注目されるZ世代が、コロナ禍で海外旅行についてどのような意識を持っているのかを探るべく、東洋大学の学生440名を対象に調査。

「この国に旅行してみたいな」と心が動くきっかけ(複数回答)は、「SNSで紹介されていた」が74.8%と圧倒的な多数を占め、次いで「テレビで紹介されていた」28.9%、「ネットメディアで紹介されていた」25.7%等が続いた。

具体的に行き先が決まってから詳しい情報を収集する際に使う手段(複数回答)は「GoogleやYahoo!検索」が80%、「SNSで現地情報をチェック」65.2%、「旅行のネットメディアやブログを見る」が53.4%となり、旅行情報誌等の書籍は上位にあがらなかった。海外旅行の行き先選びで最終的に何を最も重視するかについては「自分が本当に行きたい場所であるか?」が73%となり、Z世代よりも上のミレニアル世代等に多く見受けられた「素晴らしい写真が撮れそうか?」はわずか1.1%にとどまった。