NEWS

ニュース

  • 宴会場、レストラン、料飲
  • 22.10.25

耳まで白い食パン開発【帝国ホテル】

耳まで白い食パン開発【帝国ホテル】

帝国ホテル(東京都千代田区)は、耳の白い食パンを開発。10月1日から帝国ホテル東京のショップ「ガルガンチュワ」で販売するサンドイッチに採用している。

食品ロス削減の推進に向けた取り組みの一環で開発したもので、従来の食パンよりも低温でじっくりと焼成する。よりしっとりとした食感で、耳まで白くやわらかいため、耳を切り落とすことなくサンドイッチとして提供できる。また、白い食パンのほかに人参のピューレを入れた黄色い食パンも用意し、彩りの良さを表現した。

これまでサンドイッチの製造時には食パンの耳を切り落としていたが、具材が付着する等の理由で別の料理への再利用が難しく、年間約2.5トンが廃棄されていたという。耳をリサイクルするのではなく、廃棄が出ない食パンを開発すると発想を転換。そのまま利用できる食パンとして、半年間の試行錯誤を重ねて商品化した。