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- 24.06.20
小容量の日本酒「KURA ONE(クラワン)」【アイディーテンジャパン】
アイディーテンジャパン(東京都目黒区)は、全国各地の日本酒を180mlのアルミ缶で販売する「KURA ONE」(クラワン)を展開。3月末から順次、東横イン(東京都大田区)が運営する「東横INN」館内の自動販売機で販売されている。
東横インは、地域と共生したホテル運営に力を入れる一環で、地域性を感じられるお土産や部屋飲みの選択肢として、日本酒を手軽に楽しめるKURA ONEを一部ホテルで取り扱っている。この日本酒と東横インが販売するオリジナル炭酸水を組み合わせた「日本酒ハイボール」も提案している。
KURA ONEは昨年1月に発売し、現在、11県14酒蔵21銘柄のアルミ缶入り日本酒を商品化。KURA ONEを企画したアイディーテンジャパン代表取締役の澤田且成氏は、経済産業省が支援する「ふるさと名物発掘・連携促進事業」「伝統的工芸品産地ブランド化推進事業」に参画し、国内各地の地域産品を国内外に発信し、価値向上を図る取り組みを行ってきた。この中で日本酒に出会い、注目した。
「日本酒は原材料がシンプルながら、各地域の風土や水質、醸造技術等によって味わいや香りが大きく変わる。この個性が地域や酒蔵の価値となり、ブランド体験になると考えた」と澤田氏。
「現在出回っている日本酒は、多くが720mlの四合瓶または1800mlの一升瓶。瓶は重く割れる可能性があり、気軽に飲みきれる量でもない。こうした容器の課題に加え、製法等の用語が分かりにくい等の言語の課題、購入可能な店舗が限定される等の物流の課題が、日本酒が消費者に『届きにくく』なる要因になっていると考えたことが、KURA ONEの企画背景にあった」と語る。
飲みきりサイズのアルミ缶に詰め替えることで容器の課題に対応。紫外線を遮断するので保管の面でもメリットがある。容器には従来のラベルデザインを取り入れつつ、味わいをチャートで表示する等して分かりやすさにも努めている。また、同社が販売元となることで、分散しがちな販路の集約にも繋がる。
販売はKURA ONE公式サイトや東横INNのほか、高級スーパーの紀ノ国屋の都内6店舗でも取り扱いを始めた。
「マーケティングやブランディングを見直すことで、より多くの人のもとに日本酒が届くよう、今後も様々な取り組みを行っていきたい」と澤田氏は語る。
(国際ホテル旅館 2024年6月20日号)
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