アパグループ（東京都港区）は6月14日、札幌市北区のJR札幌駅近くに大型ホテル開発用地を取得したと発表した。

取得地は札幌駅北口から徒歩4分の場所に位置する。公簿面積は約800㎡で、客室数318室のホテル開発を計画する。繁華街のすすきのエリアや北海道大学へのアクセスがよく、2030年開通予定の北海道新幹線にかかる再開発も進んでいることから、ビジネス・国内レジャー・訪日外国人の宿泊需要の高まりを期待している。

また、合わせてアパホテル〈札幌豊水すすきの駅前〉（札幌市中央区）の建て替え計画も発表した。同ホテルは現在、客室数54室で営業している。建て替え後は12階建て、延床面積約2200㎡の建物に、客室数152室と客室数を大幅に増やす計画だ。

（国際ホテル旅館2024年7月20日号）