NEWS

ニュース

  • リニューアル、リブランド
  • 24.09.06

国内3ホテルを「ANAクラウンプラザ」にリブランド【IHGホテルズ&リゾーツ×HMIホテルグループ】

国内3ホテルを「ANAクラウンプラザ」にリブランド【IHGホテルズ&リゾーツ×HMIホテルグループ】

IHGホテルズ&リゾーツ(英国、日本国内運営会社:IHG・ANA・ホテルズグループジャパン、東京都港区)とホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ、東京都中央区)は、8月28日、戦略的リブランド提携に合意。HMIホテルズグループが運営する3ホテルを「ANAクラウンプラザホテル」にリブランドオープンする計画を発表した。

この提携に基づいてリブランドするのは、ザクラウンパレス新阪急高知(高知県高知市)、ホテルクラウンパレス知立(愛知県知立市)、ホテルクラウンパレス浜松(浜松市中央区)。今後、大規模な改装を経て、2026年上半期に「ANAクラウンプラザホテル高知」「ANAクラウンプラザホテル知立」「ANAクラウンプラザホテル浜松」として開業する予定。いずれもIHGホテルズ&リゾーツとしてはエリア初出店となる。

3ホテルに共通して、客室のほかに宴会場やレストランを備えたフルサービスホテルとして営業しており、出張・商用旅行等のビジネス利用や観光・レジャー需要、さらに会議・会合等のMICEMにも対応可能なこと、中部国際空港や高知空港といったANAが就航する空港にアクセスしやすいこと等が挙げられる。

いずれのホテルも、現行の名称で営業を行いながらリブランドに向けた準備を進める。リブランド後はIHGホテルズ&リゾーツとHMIホテルグループとのフランチャイズ契約に基づきHMIホテルグループが運営するが、「改装期間中に十分なトレーニング期間を設け、グローバルホテルブランドの接客プログラムや運営手法・システムを習得する。MCとFCが融合したような運営スタイルを模索している」(HMIホテルグループ代表取締役社長・比良竜虎氏)という。

IHGホテルズ&リゾーツは、2006年にANAとのジョイントベンチャーであるIHG・ANA・ホテルズグループジャパンを設立。日本国内でANAとの共同ブランドを含む8ブランドを47ホテル・約1万4000室展開する(7月30日現在)。既存ホテルのリブランドやコラボレーションにも力を入れ、来年・2025年には「リーガロイヤルホテル大阪ヴィニェットコレクション」の誕生を控えている。

ANAクラウンプラザホテルはANAとの共同ブランドで、日本国内で20ホテルを展開する国内最大の外資系プレミアムホテルブランド。クラウンプラザは世界400軒以上を展開し、世界中のゲートウェイ都市、空港、リゾート、郊外に展開している。

IHG・ANA・ホテルズグループジャパンCE兼IHGホテルズ&リゾーツ日本&マイクロネシアマネージングディレクターのアビジェイ・サンディリア氏は「これら3ホテルは便利な立地、充実した設備、ホスピタリティを持つ。様々な用途で利用されるフレキシブルな空間を提供し、交流を求めるゲストのニーズに応えたい」と語る。

ホテルマネージメントインターナショナル代表取締役社長の比良竜虎氏は「3ホテルがANAクラウンプラザにリブランドすることで、グローバルなIHGシステムの一部として活動できる。今回の提携により、インドにルーツを持ち日本で事業を展開するHMIホテルグループと、英国を本拠とするIHGホテルズ&グループがタッグを組み、日英印3カ国の相互的な観光振興に結び付くことを期待している」と語る。

HMIホテルグループは、4月、マリオット・インターナショナル(米国メリーランド州)と戦略的パートナーシップを締結し、HMIホテルグループが運営する7ホテルをマリオットが展開するホテルブランドに変更する計画を発表。今回のIHGホテルズ&リゾーツとの提携は、これに続くものとなる。

比良氏は、今後さらに10軒ほどの運営施設を外資系ホテルブランドにリブランドする構想を明らかにした。「各ブランドそれぞれに特色・強みがある。今回発表した3ブランドは、空港からのアクセスや地域経済との結びつきを鑑みて、IHGホテルズ&リゾーツとの提携が最適と判断した。今後、インドの経済成長と中間層の拡大が進むことで、日本を訪れるインド人旅行者はさらなる増加が期待できる。日本とインドとを結ぶ直行の航空便の整備が進んだ際に、旅行者の滞在拠点となるような場を提供したい」と比良氏。

(国際ホテル旅館2024年9月5日号)