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- 24.09.06
紙コップをペーパータオルに【星野温泉 トンボの湯】
星野リゾート(⻑野県北佐久郡)が運営する日帰り温泉施設の星野温泉トンボの湯(長野県北佐久郡)は、7月1日、飲泉や飲水のために使われた使用済みの紙コップをペーパータオルに再資源化する取り組みを始めた。
王子ホールディングス(東京都中央区)とグループ会社の王子ネピア(東京都中央区)が開発した、使用済み紙コップを破砕・洗浄してパルプを効率的に回収するシステムを活用。業務用品商社のツチハシ(長野県茅野市)が、毎週、使用済み紙コップを回収して工場に運搬する。これによって作られたペーパータオルはトンボの湯をはじめ、全国の星野リゾートのグループ施設に順次納入される予定だ。
トンボの湯には年間約27万人が訪れ、年間1.2tの紙コップが使われている。軽井沢星野エリアでは、ゴミのリサイクル率100%を達成する「ゼロエミッション」に取り組んでいるが、紙コップには耐水性を保持するためにプラスチックラミネート加工が施されており、原料としてのリサイクルがしにくく、従来は焼却してその熱エネルギーを再利用する「サーマルリサイクル」を行ってきた。
今回の再資源化の取り組みは、ツチハシから提案を受けて検討を開始。昨年秋からリサイクルテストを行い、使用感やコスト等の課題をクリアしたことから本格導入が決定した。
「星野リゾートが創業110周年を迎えたことを記念して、8月に軽井沢星野でSDGsツアーを開催したところ、70名の定員があっという間に満席になった。当エリアでは1992年から環境経営を推進し、多品種の廃棄物が排出される宿泊施設では難しいとされてきたゼロエミッションを2011年11月から達成し続けている。豊かな自然の中で事業活動を行う企業として、時間をかけてでもやっていくべきことだと考えている」と支配人の名取拓哉氏。
(国際ホテル旅館2024年9月5日号から抜粋)
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