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  • 25.01.22

外国人旅行者にパーソナルサービス提供【プロフェリエ】

外国人旅行者にパーソナルサービス提供【プロフェリエ】

パソナグループのプロフェリエ(東京都港区)は、昨年10月、プロフェリエに所属するプロ人材が訪日外国人旅行者にアテンダントサービスを提供する「インバウンドアテンダント」を始動。シャングリ・ラ東京(東京都千代田区)と業務提携し、同ホテルに宿泊する外国人客に日本文化を体験するパーソナルサービスを提供する。

インバウンドアテンダントは、お香や茶道、武術などの日本文化を体験したり、スポーツのパーソナルレッスンが受けられたりする「エクスペリエンス・アテンドサービス」、提携百貨店での買い物に帯同し、一人ひとりの個性に合ったスタイリングを支援する「プライベート・アテンドショッピング」を用意する。

英語および中国語が堪能なプロ人材がアテンドすることで、訪日旅行の満足度をより高める狙いがある。インバウンド富裕層を主要ターゲットとし、料金例はエクスペリエンス・アテンドサービスが3時間3万5000円から、6時間7万円から。プライベート・アテンドショッピングは4時間6万円から。

プロフェリエは2017年4月、パソナグループの社内ベンチャー制度を活用して設立された。「ファッション」「美容」「ラーニング」「ライフデザイン」など8つのカテゴリ・24のテーマの個人向けプロフェッショナルサービスを提供し、プログラムを提供するプロ人材は約2万5000名。いずれも3年以上の実績があり、一部のテーマは認定資格団体とも提携している。

創業者で代表取締役社長の澤村昭夫氏は「自分磨きに役立つ情報が数多く出回り、どれが自分に合っているのか・信頼できるのかが分からないという課題を感じた。私たちが審査を行うことで信頼性を高め、分かりやすく紹介するプラットフォームを構築し、〝理想の自分になりたい個人〟と〝その道のプロ人材〟を繋ぐCtoCマッチングに需要があると感じた」と語る。

もう一つの狙いは、プロ人材の商機創出だ。パーソナルトレーナーやイメージコンサルタントなど、プロ人材の多くがフリーランス=個人事業主として活動している現状を踏まえ、プロフェリエのプラットフォームを活用することで、集客や働き方の見直しに繋げることを目指す。

CtoCサービスのほか、企業と提携し、そのユーザーとプロ人材をマッチングするBtoBtoCサービスも行ってきた。一例として「阪急メンズ東京」でのパーソナルコンサルティングサービスがあり、同店の利用客にイメージコンサルティングおよびアテンドショッピング、メンタルトレーニング、メンズメイクレッスンなどを提供している。

インバウンドアテンダントは、このBtoBtoCサービスの運営実績を活かして提供するもの。エクスペリエンス・アテンドサービスは東京都内を中心に、プライベート・アテンドショッピングは都内、大阪、名古屋の大手百貨店と提携し、いずれもパーソナライズされたアテンダントサービスを実現する。

澤村氏は「高級ホテルなどの宿泊施設のほか、旅行会社やカード会社などとの提携も想定している。個人との契約が難しい企業でも、当社を通じてプロ人材を手配し、高品質でパーソナライズされたサービスを外国人の顧客に提供できる」と語る。

(国際ホテル旅館2025年1月20日号より全文)