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- 開発、開業計画
- 25.02.20
「帝国ホテル 京都」2026年春開業【帝国ホテル】
写真:帝国ホテル 京都における新規ホテル(本棟)の外観イメージ※右側の建物は歌舞練場玄関部分 提供:帝国ホテル
帝国ホテル(東京都千代田区)は1月29日、京都・祇園で来年春に開業する新ホテルの名称を「帝国ホテル京都」に決定したと発表した。京都・祇園甲部歌舞練場の敷地内にあり、国の登録有形文化財である弥栄会館(やさかかいかん、京都市東山区)の一部を保存・再生し、ホテルとして再生するもので、かつて劇場として使われていた弥栄会館の歴史を汲み、「次は、寛ぎの舞台へ」をコンセプトとする唯一無二の宿泊体験を提供する。
帝国ホテル京都は、客室55室、レストラン、スパ、プールなどのウェルネス施設を備える。帝国ホテルが学校法人八坂女紅場学園から土地を賃借し、弥栄会館の一部を保存・活用したホテルを建設・運営する。
弥栄会館は1936年(昭和11)に竣工し、劇場建築の名手と称えられた大林組の木村得三郎氏が設計を手掛けた。銅板瓦葺きの屋根や城郭の天守を思わせる外観など、伝統的な和風意匠が取り入れられ、2001年(平成13)には国の登録有形文化財、2011年(平成23)には京都市の歴史的風致形成建造物に指定されたが、耐震性の問題などから、近年は興行用途として使われていなかった。
本プロジェクトでは弥栄会館の躯体の一部や外壁2面を保存しながら、解体と補強、増改築を並行して行う。弥栄会館は歴史的価値が高く、祇園の景観維持にも重要な役割を果たしている。その維持存続に向けて、ホテルとして再生する改修計画が検討された。弥栄会館の所有者である八坂女紅場学園は日本のホテルブランドの誘致を希望しており、帝国ホテルも京都を新たな進出先として有力な候補地と位置づけていた。両社は2019年10月に本計画の検討と協議を開始する基本合意書を締結した。
改修はハードルも大きく、高さ制限の緩和から茶屋街に隣接する立地環境での工事作業まで、自治体や地元住民の理解を得ながら計画が進められた。
プロジェクトを担当する大林組の設計本部担任副本部長であり、営業総本部伝統建築・ヘリテージプロジェクト・チームリーダーの井上雅祐氏は「本プロジェクトへの参画は、当社としても大きな財産。歴史的建物を現在の建築技術を活用して再生することは、カーボンニュートラルの観点からも意義がある」と語る。
帝国ホテル東京プロジェクト推進部京都開業準備室長の坂田玲子氏は「弥栄会館の歴史を継承する襷を渡された。祇園の皆さんと共創するホテル運営に腰を据えて取り組みたい」と語る。
(国際ホテル旅館2025年2月20日号から抜粋)
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