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  • 25.09.08

第6回 トータルソリューションとコンサルティング開発で宿泊施設の課題をサポート【宿泊運営の未来を変えるトータルソリューション】

第6回 トータルソリューションとコンサルティング開発で宿泊施設の課題をサポート【宿泊運営の未来を変えるトータルソリューション】

(ネットシスジャパン 営業部 次長 川崎健太郎氏)

 

全国のホテル・旅館市場は2024年度事業者売上高ベースが過去最高の5.5兆円※を記録するなど好調です。しかし、深刻な人手不足は依然として業界課題であり、各宿泊施設は対応に苦慮しています。限られた人数で安定した施設運営をいかに実現するか――これは業界に共通する課題だと思います。

人手不足対策としてITサービス導入が叫ばれて久しいですが、一方で専門部署を持たない施設では「導入しても理解、レクチャーに時間がかかり活用しきれていない」、「担当者退職後、引継ぎが十分にされず元のアナログな業務体制に戻ってしまった」、「複数のITベンダーと商談対応しないといけず、むしろ負担が増加した」など、せっかくの投資が成果を発揮できないケースもよく耳にします。

当社では以前、別のコラムにてご紹介させて頂きましたが、今年の4月よりIT導入から運用・保守までを一貫して支援する「トータルソリューション課」という部署を立ち上げ、一括での製品提供を今まで以上に推進しております。

自社開発のPMS「Core Cast」、自動チェックイン機「Core Touch」、館内スマホ案内「Core Guide」を始めひとまとめで製品を提供、窓口を一本化。ホテルのベンダーとのやり取り削減、アフターサポートを徹底することで属人化を防ぎ、安心してITサービスの運用できる体制を構築するのが特徴です。

また、既存製品の提供に留まらず、宿泊施設の課題によっては新たなサービスを開発・提供する「コンサルティング開発」も実施しております。いくつか事例をご紹介させて頂きます。

ある宿泊施設より「混浴浴場の脱衣場の入り口で男女を自動識別できるようにしたい』という声が寄せられ『カラーキーセンサー』を開発。人手をかけない識
別を可能にしました。

別施設より「チェックアウト時のフロント混雑を解消したい」というリクエストがあり『自動チェックアウト機』を企画。各フロアからのチェックアウトを可能にし、フロントスタッフの負担軽減、宿泊客の利便性向上を進めました。

他にも「施設内の立体駐車場にて事故が多く、抑止したい」といったご相談もあり『駐車場事故防止システム』の試験運用を予定しております。同システムはセンサーで車幅を測定し、指定されたサイズ以上の車の入場を防ぐサービスとなります。

当社は単なるITサービス提供ではなく、施設の課題を丁寧に聞き取り、最適な仕組みをコンサルティング開発する姿勢を重視しています。ITサービスは「便利な道具」ではなく、宿泊業の持続性を支える「重要基盤」です。製品提供だけでなく宿泊施設の課題解決できるよう、業務に取り組んでまいります。

 

※帝国データバンク 記事引用(https://www.tdb.co.jp/report/industry/20250312_ryokanhotel/)

【企画】株式会社ネットシスジャパン

(国際ホテル旅館2025年9月5日号)

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