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  • 25.09.22

業種別の悪評・クレーム傾向 宿泊業は混雑や接客への不満も【アラームボックス】

業種別の悪評・クレーム傾向 宿泊業は混雑や接客への不満も【アラームボックス】

アラームボックス(東京都新宿区)は8月26日、2025年上半期にインターネット上で投稿された企業に関連する口コミや評判を調査・集計し、「悪評・クレームが多い上位10業種」を発表した。

同社がモニタリングする全国の企業のうち、1万1230社を対象に実施。このうち旅館・ホテル等の宿泊業は第6位で、1社あたりの平均悪評・クレーム数は3.78件だった。

宿泊業に関する悪評・クレームでは、部屋の老朽化や清掃不備、スタッフの対応、施設の混雑等に対する項目が目立った。特に設備の古さや清掃が不十分なこと等、施設の維持管理が行き届いていないことへの不満が浮き彫りになった。

また、チェックイン時のフロントや朝食会場、大浴場の混雑に関する声もあり、稼働率の上昇や宿泊客の増加に対して現場対応が不十分であることが不満に繋がるケースも見受けられたという。人手不足により、清掃や接客、混雑対応といった基本的な業務が十分に機能していない構造的な問題を指摘している。

 

(国際ホテル旅館2025年9月20日号から抜粋)