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  • 25.12.19

湯河原歌舞伎舞踊公演 2回目の開催【湯河原温泉観光協会】

湯河原歌舞伎舞踊公演 2回目の開催【湯河原温泉観光協会】

湯河原温泉観光協会(神奈川県足柄下郡)は、12月5日・6日・7日の3日間、湯河原芸妓屋組合稽古場(見番)で「湯河原歌舞伎舞踊公演」を開催した。昨年に9月に続き2回目となるもので、日本の代表的な伝統文化である歌舞伎を湯河原町から発信し、今後も継続的に取り組むことで、町および湯河原温泉の知名度と魅力向上、地域活性化や観光誘致につなげることを目指す。

 

出演者は、昨年に引き続き歌舞伎界の若手リーダー「成駒屋」中村橋之助・福之助・歌之助の三兄弟と、日本舞踊新鋭賞など数々の受賞歴を持つ日本舞踊家の藤間直三が名を連ねる。今回は特別出演として父の中村芝翫も同じ舞台に立ち、「五穀豊穣」「天下泰平」「無病息災」を祈る儀式的な舞踊『三番叟』と、2021年に初演された藤間直三創作の新作舞踊『蠍と蛙』(さそりとかえる)が披露された。

公演は全4回行われ、全席が完売したという。一流の役者による歌舞伎舞踊と、邦楽演奏家・日本舞踊家集団「蒼天」メンバーを含む演奏者らの出囃子もライブで行われ、参加者は特別な舞台を間近に眺められる臨場感と特別な距離感を楽しむことができた。

 

湯河原歌舞伎舞踊公演は、藤間直三が湯河原芸妓屋組合の稽古を長年にわたり行ってきた縁がきっかけとなったもの。藤間直三と親交の深い中村橋之助の両名、および湯河原温泉観光協会が中心となって企画され、昨年は観光庁「特別な体験の提供によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業」の採択を受け、湯河原を題材とした新作歌舞伎を上演した。

今回は観光庁観光協会が主催し、湯河原温泉旅館協同組合・湯河原町商工会の共催、湯河原町の後援等、地元関係団体が中心となって企画から運営、さらに開催資金の調達等も一手に担い、実現に至った。湯河原温泉観光協会会長の石田浩二氏は「初回公演によって、この地域に『湯河原歌舞伎』という新しい文化の灯をともすことができた。今後もこの体験型高付加価値化観光商品の定着を目指し、持続的に展開していきたい」と語る。

 

(国際ホテル旅館2025年12月20日号から抜粋)