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- 26.01.06
ホテルDX次のフェーズへ 「手のひら静脈認証」投入で描く宿泊経営の未来図【USEN-ALMEX代表取締役社長 坪井将之氏】
コロナ後の需要回復とインバウンド再拡大を経て、ホテル業界は今、 設備更新とDX投資の熱が 一 気に高ま っ ている。チェックイン機や自動精算機を中心に全国のホテル・医療機関で多数の導入実績を持つUSEN-ALMEX(東京都品川区)も、この波を確かな成長へ結びつけようとしている。その中心にあるのが、PMS刷新、組織再編、そして今年、本格展開する「手のひら静脈認証ソリューション」だ。
USEN-ALMEXは、手のひら認証デバイス「Gen-pa(Intelligence Palm/Pass)」
の販売を開始する。
同製品は手のひらをかざして認証するデバイスで、掌紋と掌静脈のダブル認証が可能で、認証範囲が広いため精度が高い点が特長。認証時、デバイスにかざす手のひらの角度許容範囲は水平95度×垂直116度、手のひらの距離は約5~12センチまで認証可能なため、他社と比較しても認証範囲が広く、暗所や逆光など低照度な環境でも認証できる。
内蔵された暗号チップにより手のひらの撮像データを即時暗号化処理することで、掌紋と掌静脈の偽造を防止し、高いセキュリティ性能を実現する。
第一段階として「Gen-pa」認証デバイスとシステムインテグレーター向けの開発キットを販売。その後はホテル・温浴施設で手のひらの情報を宿泊者のアカウントに紐づけ、チェックイン・アウト、客室・大浴場のロッカー鍵との連動による入退室管理、売店での決済利用等、「Genpa」を活用したソリューションの開発も進める計画だ。
社長の坪井将之氏は「指紋・指静脈認証を第一世代とすると、第二世代の顔認証に続き、手のひら静脈認証は第三世代として注目されています。より高精度かつ高いセキュリティ性能を実現し、米国の『Mentrix Inc』との契約により、日本でこの認証端末を展開する独自ソリューションを構築しました。2月には温浴施設で男女浴場の入退場管理に導入する予定です」と語る。
坪井氏は「PMSの刷新需要の高まり、ホテル稼働率と客単価の上昇、インバウンド偏重の運営戦略、補助金を利用したDX投資、新しい認証技術の実装など、複数の潮流が同時に重なり、2026年はホテルのDX化がより加速すると思います。当社としても次のフェーズに入る準備は整いつつあり、シンプルさを武器にしながら、深掘りと機能拡張の両輪で、ホテルのDX化を加速させていきたいと考えています」とする。
(国際ホテル旅館2026年1月5日号から抜粋)
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