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- 宿泊施設向け商材・アイテム
- 26.04.05
溶解系を活用し羽毛布団のリサイクル推進 AMELTIS Duvet【東和】
東和(福島県本宮市)は、溶解糸「AMELTIS(アメルティス)」を活用した羽毛布団のリサイクルサービス「AMELTIS Duvet(アメルティスデュべ)」を展開し、宿泊施設への提案に力を入れている。
アメルティスは、熱水に浸すことで溶ける特殊な縫製糸。繊維製品の分解・再資源化を容易にし、繊維リサイクルの推進を図ることを目的に、同社が約15年をかけて開発・実用化した。多様な製品に活用できるよう、色展開や溶解温度の異なる糸を用意している。
これを衣料用途に加え、近年、廃棄問題が課題になっている羽毛布団にも応用する。羽毛布団は内部の羽毛と外側の生地を分離しにくいことから再利用が進みにくいとされてきたが、溶解糸を用いることで分解しやすくなるとして、昨年からホテル・旅館等の法人向けに提案を進めている。
代表取締役社長の佐藤恵一氏は「羽毛を入れた『ダウンパック』と外側の側生地の二層構造で、側生地を縫う糸は約95℃の熱水で溶け、ダウンパック内部の縫製糸は約120℃の熱水処理で溶ける。側生地を付け替えて再利用することもできれば、羽毛が劣化している場合はダウンパックの中身を入れ替える等して再利用することも可能。羽毛の状態に応じた段階的な再生利用ができる」と語る。
ホテル・旅館では、客室改装のタイミングで寝具を入れ替える際、既存の布団を回収して洗浄・再生し、アメルティスデュベにリフォームするサービスも提供している。和室客室用の布団をベッド用デュベにリフォームする等、客室スタイルの変更や改装に伴い、既存の布団を再利用した実績もあるという。
コストメリットについては「古くなった羽毛布団をアメルティスデュベにリフォームすることで初期コストが抑えられ、その後の入れ替え時に熱水で側生地のみ取り替える再生アメルティスデュベに生まれ変わらせることで、大幅に費用を抑えられる。羽毛の原料価格は高騰が続いており、今ある資源を活かした循環型の仕組みで、将来的なコスト上昇リスクも抑えられる」(佐藤氏)としている。
(国際ホテル旅館2026年4月5日号から抜粋)
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