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  • 26.04.22

Magiline社製プールシステム ヴィラやグランピングにも導入【プロスパーデザイン】

Magiline社製プールシステム ヴィラやグランピングにも導入【プロスパーデザイン】

一級建築士事務所のプロスパーデザイン(東京都中央区)は、フランスのマジライン(Magiline)社製プールシステムの輸入販売を手掛けている。ヴィラタイプやグランピングなどの宿泊施設、リゾート施設への導入実績を持つ。

マジラインプールは、1994年以降、世界33カ国で5万基以上の設置実績がある。90件の国際特許を取得し、型枠支保工や補強材を必要としない自立型プールで、ろ過装置やポンプなどの関連設備と一体的に構成される。

プール本体はポリプロピレン製の躯体パネルを組み立て、内部に強化コンクリートを流し込む構造。高い強度を確保しながら、コンクリート使用量を従来の約半分に抑える。設置場所の掘削工事も最小限で済み、同社の試算では最短約1週間で設置が可能だ。

水の循環にも先進技術が使われている。ろ過装置には精度15ミクロンのフィルターを搭載し、微細なゴミまで除去する。躯体と一体化しているため、機械室を別途設ける必要がない。水路を狭くすることで流速を高め、圧力が低下するベンチュリ効果を利用して水流を加速。ポンプの小型化と省エネを実現した。

プロスパーデザインはこれまで、同社が設計した住宅や別荘、リゾートマンション等にプールを設置してきた。近年は一棟貸し等、多様な宿泊形態が増えていることを背景に、宿泊・リゾート事業者からの問い合わせや設置依頼も増えているという。執行役員プール事業部部長の市川和則氏は「マジライン社の製品は日本の市場により適しており、設置後のトラブルもかなり少ない」と語る。

「関連設備を含めて集約して設置でき、コンパクトな設計のため漏水等が起こりにくく、周辺建物への影響も小さい。ろ過装置は躯体と一体化している一方、ポンプは独立設置のため、台風や大雨による水没・故障も抑えられる。こうしたリスクの小ささから、宿泊・リゾート施設と相性が良い」と語る。

 

(国際ホテル旅館2026年4月20日号から抜粋)