NEWS

ニュース

  • 開発、開業計画
  • 24.09.21

プロパティ・ホテル事業を成長事業に 新規出店を加速【ベルーナ】

プロパティ・ホテル事業を成長事業に 新規出店を加速【ベルーナ】

カタログ通販大手のベルーナ(埼玉県上尾市)は、プロパティ・ホテル事業を成長事業に位置付け、ホテル等の新規出店を加速させる。9月4日、小樽グランベルホテル(北海道小樽市)の新規開業と定山渓ビューホテル(札幌市南区)の客室リニューアルの計画を新たに発表した。

同社のプロパティ・ホテル事業は売上高が320億1000万円、営業利益42億6000万円で、連結売上高に占めるシェアは15.4%(2024年3月期)。これを2025年3月期で売上高366億円(前期比14.3%増)、営業利益53億5000万円(同25.5%増)を目指す。

現在、同社グループは日本国内で22施設、海外で4施設のホテル・リゾートを運営している。これまでの運営で培ったローコストオペレーションの仕組みやロケーションの優位性等を武器に、さらなる拠点拡大を推し進める。

自社物件を所有・運営することを前提に、出店形態については新規開発のほかにリゾート等で実績のあるM&A・既存施設の取得も想定。インバウンドの宿泊需要が見込める東京・札幌・大阪等の国内主要都市や、特徴的な立地環境にある国内外のリゾート等への積極出店を目指す。

代表取締役社長の安野清氏は、自社グループの強みに挙げるローコストオペレーションについて「マルチタスク・全員参加型経営で運営にあたり、スタッフ個人およびグループの業務の改善・改良・改革を続ける。こうした取り組みを毎月発表・共有する機会も設けており、顧客満足度向上、従業員満足度向上、収益向上に結び付けている」と語る。

海外は米国ハワイ、モルディブ、スリランカに出店。スリランカでは「ルグラン・ゴール」と「コロンボグランベルホテル」を営業するほか、新規リゾートの開発プロジェクトも進めている。安野社長は「スリランカは今後、リゾートとしての成長期待が強い。日本の観光産業で働くことでの関心もあり、人材供給面でのメリットにも期待している」と語る。

ベルーナの子会社であるグランベルホテル(東京都中央区)は、来年2025年7月に小樽グランベルホテル(北海道小樽市)を開業する。

小樽運河沿いに位置し、客室159室とBARテラス、SKY SPA等を併設する。客室はブルーとグリーンの2種を基調としたデザインで、「積む」というコンセプトに呼応し、横基調の空間と小樽の自然を表現したナチュラルな空間とする。

最上階6階のBARテラスは正八角形に形取られた灯台をモチーフとし、頂部にトップライトを設ける。SKY SPAは内湯と露天風呂が続いているかのような大浴場で、小樽湾の海と浴槽が一体化するデザインを特徴とする。

(国際ホテル旅館2024年9月20日号から抜粋)