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  • 24.10.20

カフェインコントロールできるCHOOZE COFFEE for BIZ【ストーリーライン】

カフェインコントロールできるCHOOZE COFFEE for BIZ【ストーリーライン】

デカフェコーヒーの製造等を手掛けるストーリーライン(東京都世田谷区)は、9月3日、カフェインコントロールをしながらコーヒーが飲める企業向けサービス「CHOOZE COFFEE for BIZ」の提供を開始。10月からホテル松島大観荘(宮城県宮城郡)に本格導入された。

CHOOZE COFFEE for BIZは、1台のコーヒーマシンから、通常のカフェイン量の「カフェインそのまま(レギュラー)」、カフェイン量を通常の半分に減らした「カフェイン少なめ(ハーフ&ハーフ)」、カフェインを除去した「カフェインレス(デカフェ)」の3種のドリップコーヒーを、ホットおよびアイスで提供する。社員・スタッフの健康に配慮したい企業のオフィスや、宿泊サービスを提供するホテル等での設置需要を見込んでいる。

ホテル松島大観荘は、レストラン「ラ・セレース」にCHOOZE COFFEE for BIZを設置。朝・夕食のビュッフェ料理に合わせてセルフサービスで利用してもらう。9月の試験導入の時点では、利用客の半数がハーフまたはデカフェを選択したという。ファミリー層の宿泊需要の増加を見据え、妊娠・授乳中の母親の需要を見込んでいたが、実際には性別や年代を問わず好評で、外国人宿泊客からも興味を示されたという。

ストーリーラインは、カフェイン除去技術の研究開発とデカフェコーヒーの製造等を手掛ける会社として2018年に設立。2022年10月には東京・日本橋に直営のコーヒースタンドを開店し、周辺のオフィスワーカーや旅行者等への販売を通じてデカフェコーヒーの需要等を検証している。

代表取締役CEO/CDOの岩井順子氏は、娘の妊娠を機に飲んだデカフェコーヒーに疑問を持ち、自らコーヒービジネスの課題解決に挑むべくストーリーラインを設立した。東北大学との共同研究により、コーヒー本来の味わいを損なわずにカフェインを除去する技術を開発。現在は日本国内でカフェインを除去したコーヒー豆を製品化しているが、将来的にはコーヒー生産国に技術提供することも目指している。

「健康意識の高まりを背景に、カフェインの摂取に伴う心身への影響にも関心が高まっている。ホテルの場合、カフェイン摂取量に敏感な外国人客や女性客に限らず、睡眠を妨げることなく夕食後や夜間のコーヒーを楽しみたいと考える需要が見込まれる。美味しく健康にも良いコーヒーを楽しんでほしい」と岩井氏。

(国際ホテル旅館2024年10月20日号)