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  • 25.07.23

足元の客室稼働率に不安 大災害の噂・酷暑・万博が原因?【特集】

足元の客室稼働率に不安 大災害の噂・酷暑・万博が原因?【特集】

夏休みシーズンを控え、旅行・観光産業において本格的な書き入れ時を迎える時期となるが、足元の予約状況は芳しくない。

本紙が7月9日から15日に実施した、昨今の予約状況をめぐる緊急アンケートに合わせて、7月・8月の予約状況を尋ねたところ、回答件数の半数が、客室稼働率が昨年同期を下回っているとした。稼働率が下回っているとした回答のみを抽出して宿泊料金の動きを集計したところ、半数超が昨年同期と同程度の水準と答えている。

稼働率が伸び悩んでいる要因を取材したところ、「大阪・関西万博の開催に伴い、国内外の観光需要が関西方面に集まっているのではないか」という声が複数挙がったが、今回の本紙調査では地域による需要の偏りは目立たなかった。

とりわけ外国人客の宿泊需要が伸び悩んでいるとの声も多く、考えられる原因として「円安為替が落ち着いたこと、世界情勢が不安定なこと等から、海外旅行を控える傾向があるのでは」「アジア圏を中心に『7月5日に大災害が起きる』という根拠の無い噂が広がり、訪日旅行を見送る動きに繋がった」「日本の夏の酷暑、温度・湿度ともに高いことへの認識が広がり、夏季の訪日旅行が避けられているように感じる」等があがった。

なお、その後の秋季については料金・稼働率ともに昨年同期と同程度または昨年同期を上回るとの見通しが強かった。

 

(国際ホテル旅館2025年7月20日号から抜粋)