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経営者に聞く

「ロッテシティホテル錦糸町」タワーズジュニアスイートルーム改装【ロッテシティホテル代表取締役社長 福井朋也氏】
ロッテシティホテル錦糸町(東京都墨田区)は、18階および19階のフラッグシップ客室「タワーズジュニアスイートルーム」をリニューアルし、6月1日から宿泊提供を開始した。
タワーズジュニアスイートルームは広さ51.5㎡。「TokLandmark View & Relaxing Stay~錦景の時~」をコンセプトにした和モダン空間に生まれ変わり、畳の小上がりや麻の葉模様の組子風アート、創作和紙を用いた天井装飾、老舗ガラスメーカー廣田硝子のカップ、地元銘菓のウェルカムスイーツ等を採用。墨田区の文化やものづくりを体感できる「日本文化体験型ステイ」を提案する。

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――タワーズジュニアスイートルームを改装した理由、背景は。
福井 2010年のホテル開業から15年を迎え、市場環境の変化を背景に、客室競争力の強化と付加価値向上を目的として改装を実施しました。
2024年には「デラックスルーム」の改装を行い、2室を1室に統合した客室全24室を新設しました。これを受け、タワーズジュニアスイートルームの位置づけを改めて明確化すべく、滞在価値をさらに高めるための改装を行いました。
――改装のポイントまたは見どころは。
福井 インバウンド客を主なターゲットに、日本の伝統文化に触れたい方、土地の魅力を深く体験したい方のニーズに応えるため、和の意匠を随所に取り入れ、靴を脱いでくつろげる空間としました。
さらに、ウェルネスの側面からも滞在価値の向上を図り、快適で質の高い睡眠環境を実現しました。心身を休める上質なホテルステイを提供します。
改装を機に、本客室は朝食付きプランを基本とします。当ホテルのコンセプト「すべては最高の朝を迎えるために」をより深く堪能できるよう、フレンチシェフによる和洋ビュッフェを提供し、地域食材や季節のメニューも取り入れます。
――情報発信にSNSを活用しているか。
福井 公式InstagramやXを通じて改装客室の魅力を発信しています。空間デザインや眺望、客室体験等を写真や動画とともに紹介しています。
――現在の反響は。
福井 販売開始直後から予想を上回る反響があり、お問合せ・予約ともに好調です。販売後直近3カ月の稼働率は約80%、7月末までの稼働率は約90%を見込み、客室単価も改装前比約1.5倍の6万5000円から7万円前後となり、高い稼働率を維持しています。単なる客室改装にとどまらず、新たなフラッグシップルームとして収益性の向上とブランド価値の強化の両面に寄与すると考えています。
今後も記念日やご褒美旅行をはじめ、特別な滞在体験を求めるニーズに応えながら、ホテルを代表する客室として育てていきたいと考えています。
(国際ホテル旅館2026年6月20日号から抜粋)
