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経営者に聞く

グループホテル全体の価値向上・収益改善へ【JR西日本ヴィアイン】

グループホテル全体の価値向上・収益改善へ【JR西日本ヴィアイン】

全国25のヴィアインホテルズを展開するJR西日本ヴィアイン(兵庫県尼崎市)。昨年11月に新ブランドのVIA INN Prime(ヴィアインプライム)を立ち上げ、同日に新規開業したVIA INN Prime赤坂 <茜音の湯>(東京都港区)のほか、京都駅八条口、広島新幹線口 <紅葉の湯>、大阪京橋 <水城の湯>をVIA INN Primeにリブランドした。

代表取締役社長の滝口謙一氏は「ヴィアインホテルズは国内ビジネス客を主要ターゲットとしてきたが、上質かつ多様な滞在価値の提供に力を入れてきた。こうしたハードの優位性を活かし、ヴィアインホテルズのブランドシンボルを踏襲しつつ、レジャー客にもインバウンド客にも選ばれるブランドとして立ち上げた。今年以降、日本橋人形町や心斎橋四ツ橋もリブランドするほか、今年秋開業予定の札幌のホテルもVIA INN Primeで計画している」と語る。

まオリジナルのインバスアメニティやルームウェアを客室に設置し、朝食サービスの品質向上も図る。滝口氏は「もともと、ヴィアインホテルズは外部調査等で『上質な滞在が実現するビジネスホテル』という評価を頂いていた。コロナ禍を経て再びそのポジショニングを取り戻すべく、VIA INN Primeが当社全体の収益性の改善や価値向上を牽引し、ヴィアインホテルズ全体の差別化に繋げたい」と語る。