TOP INTERVIEW

経営者に聞く

希少な自然素材に包まれた滞在体験【EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート総支配人 與儀努氏】

希少な自然素材に包まれた滞在体験【EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート総支配人 與儀努氏】

EMウェルネス暮らしの発酵ライフスタイルリゾート(沖縄県中頭郡)は、7月に新客室「ミ森 -MIMORI-」を開設した。うるま市照間産のビーグ(い草)を用いた「沖縄ビーグ畳」を設置し「森で、憩う。」をコンセプトにした新しいウェルネスステイを提案する。

新客室「ミ森-MIMORI-」は7室を設置。各室に沖縄ビーグ畳を4畳ずつ、計28畳設けた。壁にはEM珪藻土、床には無垢フローリング、寝具には「MuAtsu(ムアツ)」マットレスを採用し、自然素材に囲まれながら「休む」「眠る」「整える」を重視したリカバリー空間とする。

宿泊料金は1室2名利用の場合、一人1泊朝食・スパ付きで2万1000円から(税込)。開設の狙いについて総支配人の與儀努氏に聞いた。

*******************************************************************

――「ミ森」を企画した理由、背景は。

與儀 当ホテルは「暮らしの発酵」をコンセプトに、食や癒し、眠り、自然とのつながりなど、滞在を通して心身を整え、その心地よさを日常の暮らしへ持ち帰っていただくことを大切にしています。

今回のリニューアルでは、この考え方を「客室そのもの」で体感してほしいと考えています。客室を自分だけの〝うちの森〟にし、自然素材に触れ、深く呼吸し、ゆっくり休む。日常から少し離れて自分自身や家族との時間を大切にする。滞在そのものがウェルネス体験になるような客室のあり方を提案したいと考えました。

――ポイントは。

與儀 五感での体験を客室全体に取り入れたことです。

ビーグは沖縄の自然素材で、足裏や肌、香りを通して感じていただける「ミ森」を象徴する素材の一つです。こうした空間を通じて「ホテルで過ごすこと自体を旅の目的にする」滞在需要を掘り起こしたいと考えています。また、靴を脱いで過ごせることから、小さな子どもを伴うファミリーも安心して滞在できると思います。

 

(国際ホテル旅館2026年10月20日号から抜粋)