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経営者に聞く

2020年に30ホテル 射程圏内に【ベッセルホテル開発】

2020年に30ホテル 射程圏内に【ベッセルホテル開発】

ベッセルホテル開発(広島県福山市)は、新たに2ホテルを開業する。

11月1日オープン「ベッセルイン栄駅前」(名古屋市中区)は、名古屋エリアでは10月に開業した「ベッセルホテルカンパーナ名古屋」に続き2棟目。客室はスタンダードシングルやスーペリアツイン、スーペリアトリプルなど全225室を設ける。

子ども用や女性用のアメニティや貸し出し備品を充実させ、ベビーベッドやおむつ、おしりふきなどのほか、メイク落としや乳液なども無料で提供する。客室には無料のVODシアターを設置し、チェックイン時のウェルカムドリンクは無料。朝食は名古屋名物メニューを取り入れた和洋食ビュッフェ。宿泊料金はスタンダードシングルで1名6000円から。

来年12月には熊本市中央区に「ベッセル熊本新市街ホテル」(仮称)を開業する。客室数は229室で、3階には宿泊者限定の大浴場を完備する。

今回の計画で、2020年春までに開業が決定しているホテルを含めて同社の運営施設は計26施設となる。「2020年までに30店舗」体制を目指し、引き続き出店計画を加速させる。

瀬尾吉郎社長は、出店要件について「新築ホテルなら、主要駅から徒歩5分圏内・客室数130室など。既存ホテルの再生なら、人口30万人以上の都市で客室数80室以上が基準。物件の取得や賃貸借、運営受託など様々な契約形態に対応したい」と語る。