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  • リニューアル、リブランド
  • 18.04.07

【本紙特集】客室リニューアルは「戦略的」に

【本紙特集】客室リニューアルは「戦略的」に

上級客室フロアの増強やサービス充実を図る動きが活発になっている。第一ホテル東京(東京都港区)は、約半年間をかけて客室全278室の改装工事を完了。19階・20階の上級客室「プルミエールフロア」は客室家具やマットレスなどを更新したほか、フロア入口に専用のセキュリティゲートを設け、同フロア用のカードキーでのみゲートの出入りが可能な制御を行う。

また、改装を機に客室定員を増やす動きも。東武成田ホテルエアポートは、現在計画中の西館改装において、4人収容客室を増やす計画を進めている。

客室定員は旅館業法に定められている客室の有効面積に応じた定員数の算出基準に基づき、各自治体の保健所に提出する「旅館業構造設備概要」に記載した定員数を超えた客数を受け入れることは認められない(小さな子どもの添い寝を除く)が、届け出た定員は変更でき、構造設備基準に適合していれば受理される可能性が高い。

最近改装した客室の中には、改装に合わせてドアロックも変更、フロントにおける対面チェックインの手続きが簡素化できるシステムを導入したケースも。