ファーストキャビン（東京都千代田区）は、3月15日、東京ドームシティ（東京都文京区）内にキャビンスタイルホテル「ファーストキャビン東京ドームシティ」を開業した。

東京ドームシティ内「黄色いビル」エリア再開発プロジェクトの一環によるもので、同ビル１階の場外馬券売り場として使われていたフロアを用途転換・全面リノベーションした。本件はフランチャイズによる出店で、運営は事業主である東京ドーム（東京都文京区）が担当する。

延床面積1338.18㎡の施設内に、合計131のシングル向けキャビンを設置し、付帯施設として大浴場やロビー・ラウンジ、ランドリールームなどを併設する。キャビンエリアは合計90キャビンを設置するＡエリアと41キャビンのＢエリアに分かれ、それぞれを男性用・女性用として運用する。ただし、東京ドームで開催されるコンサートイベントのスケジュールや予約状況を踏まえて、全キャビンを女性用として運用したり、男女の入れ替えを行ったりとフレキシブルなオペレーションを行う予定だ。そのため、入口のサインはマグネット式としている。