リーズベイホテル（横浜市中区）は、ビズリーチ（東京都渋谷区）が運営する事業承継Ｍ＆Ａプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」を使って、後継者不在に悩むホテル・旅館の承継を「公募」する。

3月13日から5月17日まで、「ビズリーチ・サクシード」のWebサイト内にブリーズベイホテルの特設ページを設置。同社の会社紹介や津田則忠社長の事業承継に対する思い、承継事例などを紹介する。

応募施設の業態や規模などは不問。応募はブリーズベイホテルが確認し、その後、両者が直接・個別に交渉を進める。応募は匿名ででき、希望しない限り社名は公開されない。また、応募する企業に対する利用料金は一切かからず、事業承継Ｍ＆Ａが成立した際に、ブリーズベイホテルがビズリーチに成功報酬を支払う。

ビズリーチ・サクシードは、事業譲渡を検討している企業＝譲渡企業と、承継を希望する企業＝譲り受け企業がコミュニケーションを取るためのプラットフォーム。2017年11月の本格始動以来、様々な業種企業が利用。３月現在で譲渡案件の登録数は1160件以上、譲り受け企業の登録数は累計2500社以上となっている。譲渡案件は成約も含めて月数100件の出入りがあるという。