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  • 19.10.13

バリューコマースの100%子会社に【ダイナテック】

ダイナテック(東京都中央区)は9月25日、ヤフー(東京都千代田区)が保有する発行済み同社株式の全株式を、バリューコマース(東京都港区)に譲渡すると発表した。9月27日付でダイナテックはバリューコマースの100%子会社となった。

ダイナテックは1987年設立。宿泊施設向けの予約システムや顧客管理システムなど、ホテルの情報システムを専門に開発し、事業を展開しているソリューションプロバイダー。ホテル・旅館の公式サイト専用予約システム「Direct In(ダイレクトイン)」、ホテルの運営管理システム(PMS)「Dynalution(ダイナリューション)」などを提供している。

バリューコマースは1993年創業。1996年に日本初のアフィリエイトマーケティングを開始した。同社が提供する「バリューコマースアフィリエイト」の旅行カテゴリにおいて主要旅行広告主のアフィリエイト出稿でのシェアは6割を占め、同社によればこのカテゴリにおけるシェア第1位となる。

ダイナテックは、日本のオンライン旅行市場の成長は力強く、これに伴い国内宿泊施設の予約に占めるオンライン比率も年々上昇していることから、ホテルや旅館にはより効率的な情報発信や宿泊客とのより良い関係づくりのための施策の展開が求められていることを踏まえて、ダイナテックが保有する旅行業界に関する知見とバリューコマースの広告集客ノウハウ、EC流通金額の伸長に貢献するプロダクトを組み合わせ、宿泊施設予約のさらなる効率化と流通金額を拡大することを目指す。