アパホテル（東京都港区）は10月11日、豊島区内５棟目となるアパホテル〈山手大塚駅タワー〉（東京都豊島区）を開業した。

ＪＲ大塚駅から徒歩３分の場所に位置し、地上20階建て、延床面積1万1286.93㎡の規模に客室613室を設ける。最上階20階には露天風呂を併設した大湯殿を、２階にはレストランを併設する。

外装には、世界初となる全面断熱一体工法「APA ECO UNIT SYSTEM」を採用。カナフレックスコーポレーション（大阪市北区）と共同開発したもので、炭酸ガス排出量を抑える環境に配慮した構造とした。

フロントには、日本ＮＣＲビジネスソリューション（東京都品川区）との共同開発による全予約経路対応の自動チェックイン機を５台設置した。新たに８つの機能を搭載して利便性を高めたほか、キャッシュレス決済に特化した卓上型の自動チェックイン機も導入した。ルームカードキーを投函すると同時にチェックアウト処理が行われる「エクスプレスチェックアウトポスト」も設置し、チェックアウトの自動化も進めている。