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  • リニューアル、リブランド
  • 20.02.26

ホステル運営に初参入【星野リゾート】

ホステル運営に初参入【星野リゾート】

星野リゾート(長野県北佐久郡)は、6月11日に星野リゾートOMO3東京川崎(おもすりーとうきょうかわさき、川崎市川崎区)をオープンする。同社がホステル業態を運営するのは本件が初となる。

OMO3東京川崎はJR川崎駅から徒歩7分の場所に位置する。2015年開業の「on the MARKS」をリブランド・リニューアルするもので、建物は地上6階・地下1階建てビルをリノベーションしたもの。客室数は2階建てドミトリー型ポッドや2名定員の個室など、合計227室。共用シャワールームやパブリックスペース「OMOベース」、バゲージルームなどを併設し、OMOシリーズが展開するホテル周辺の店・スポットを楽しむ情報発信サービス「Go-KINJO」(ごーきんじょ)も行う。客室は2階建てポッド「NEDOCO Pod」、個室タイプの「COBACO Cabin」や「SUMICA Room」の3タイプを展開する。

OMOは同社の都市観光ホテルブランドで、提供するサービスの範囲を数字で表現する。代表の星野佳路氏は「グローバルチェーンのホテルブランドは階級社会を背景にする面があるが、日本の宿泊客は旅の目的などオケージョン次第でブランドを使い分ける傾向が強い。そういった文化も踏まえて、OMO3東京川崎は当社にとって新たな顧客獲得の機会になり得ると同時に、当社の他のリゾートを利用した顧客にも新たな滞在体験ができる場として提案したい」と語る。

宿泊料金は1人1泊2818円から。個室タイプは同6000円から9000円程度を見込む。なおon the MARKSは4月30日をもって運営を終了する。