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  • 20.02.29

東京イーストサイドホテル櫂会(かいえ)オープン【センコーグループHD】

東京イーストサイドホテル櫂会(かいえ)オープン【センコーグループHD】

センコーグループホールディングス(東京都江東区)は、2月1日に「東京イーストサイドホテル櫂会(かいえ)」をオープンした。運営は同社子会社のセンコークリエイティブマネジメントが担当。JR潮見駅前の好立地を活かして、ビジネスから観光・レジャーまで幅広い宿泊需要、および近隣住民・勤務者などのレストラン利用の獲得を目指す。

センコーグループホールディングスは、本社に隣接する5607㎡の土地に地上9階建て・延床面積1万4500㎡のホテル建物を建設した。館内には客室226室とレストラン、カフェバー、コンビニエンスストアなどを併設する。

客室は9タイプで、全室2名以上を定員とする。客室面積は20・85㎡以上と全体的にゆとりある広さで、二段ベッドを備えた4名定員の「ファミリールーム」、畳敷きのスペースを設けた「和洋室」など、多様な宿泊客層・利用シーンに対応する。また、低層階の一部の客室にはベランダを併設した。

2階のメインダイニング「Ensemble」(アンサンブル)は、ブッフェレストランとして営業する。健康や美容に配慮した食材や調味料を揃え、料理には栄養素やそのはたらきなどを解説したポップをつける。同社グループが栽培・製造する野菜や塩を使った料理も提供する。店内にはグランドピアノを設置し、毎日生演奏を行うほか、プロの音楽家を招いたコンサートも定期的に開催する予定だ。

センコーグループホールディングスは1916年(大正5)創業。物流を中核とした事業を展開する。2013年に潮見駅前の土地建物を購入し、今回、その一角に本ホテルを開発した。1996年(平成8)には滋賀県東近江市に研修機能を兼ねた宿泊施設「クレフィール湖東」を開設しており、ホテル櫂会はクレフィール湖東の営業実績を活かして直営で運営する。同社代表取締役社長の福田泰久氏は「グループの総力を挙げて運営に取り組む」と意気込みを語った。