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  • 簡易宿所、民泊
  • 20.03.02

土合駅にグランピング施設【JR東日本】

土合駅にグランピング施設【JR東日本】

東日本旅客鉄道(JR東日本、東京都渋谷区)とJR東日本スタートアップ(東京都新宿区)は、VILLAGE INC(静岡県下田市)と協業し、2月12日から3月22日までの期間限定で上越線の土合駅(群馬県利根郡)で無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」を開設。地域活性化の実証実験を行っている。

土合駅は普通鉄道駅としては群馬県の最北に位置する無人駅。下り線ホームが新清水トンネル内に位置し、462段もの階段を降りなければならないことから「モグラ駅」と呼ばれている。

今回、駅にグランピング施設を展開し、旅行者や登山者、地元住民などが気軽に立ち寄れる地域交流の場を創出し、地域活性化を図る。施設は駅舎内外を活用し、インスタントハウス「モグラハウス」や駅舎内ラウンジ「モグCafe」を開設するほか、自然の中でサウナを楽しめる「野外ロウリュサウナ」も特設。各種イベントも開催する。

モグラハウスは直径約4m・面積約20㎡で、一般的なテントに比べて頑丈で断熱性に優れ、冬でも暖かく快適に過ごせる。室内には寝具や照明器具、アメニティを完備し、電車が見える景色を楽しむこともできる。宿泊料金は1人1万8000円(税別)とする。