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  • 開発、開業計画
  • 20.03.03

新ホテル棟「カピリナタワー」開発【常磐興産 スパリゾートハワイアンズ】

新ホテル棟「カピリナタワー」開発【常磐興産 スパリゾートハワイアンズ】

常磐興産(福島県いわき市)は2022年7月、スパリゾートハワイアンズ敷地内に宿泊主体型ホテル「カピリナタワー」を開業する。

カピリナタワーは「ホテルハワイアンズ」の東側の隣接地に新築で建設する。建物は地上11階・塔屋1階建て、延床面積2万3313㎡の規模で、客室264室や大浴場、食事会場、ラウンジスペースなどを併設する。リゾート内の既存ホテルが1室4〜5名定員の客室タイプを主流としてきたのに対し、カピリナタワーは1〜2名の宿泊を想定する。総工費は120億円で年間16万8000人の宿泊と35億円の売上を見込む。

客室は全室ツインルームを基本とし、低層階の1階と2階に54〜55㎡のクラブルーム24室を、4階から11階に約27㎡のスーペリアツインルーム240室を設ける。客室タイプによってフロントや食事会場を分け、異なるサービスを提供する。全ての宿泊客が共通で利用できる付帯施設として1階に大浴場を設ける。浴場内にはそれぞれ趣の異なる露天風呂やサウナも完備する。宿泊料金は、スーペリアフロアが1人1泊2食付き2万円、クラブフロアが同3万円から。

「時代の変化とともに、旅行者のニーズにも変化が見られ、今の時代に合わせたプライベート空間を重視したホテルとして開業します。宿泊業界では人材確保が深刻な問題になっていることを踏まえて、カピリナタワーではスタッフがきちんと接客すべき場所・シチュエーションに集中的に人材を配置し、そうでないところには省人化を進めるシステムも積極的に取り入れてまいります」と、代表取締役社長・井上直美氏は語る。