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  • 20.03.05

がん患者向けのホテル【宅都ホールディングス】

がん患者向けのホテル【宅都ホールディングス】

総合不動産業の宅都ホールディングス(大阪市中央区)は2月4日、がん患者および付き添い家族向けのホテル「LUXCARE HOTEL」(ラクスケアホテル、大阪市中央区)を開業した。

同ホテルは大阪国際がんセンター(大阪市中央区)の連携宿泊施設の指定を受け、同センターのほど近くに開発された。敷地面積237.91㎡の土地に地上14階建ての建物を建設、客室48室やカフェレストランを設ける。

客室は3階以上に設けられ、車いすでの利用を想定した「ユニバーサルフロア」(3階・4階、22.2㎡~33.4㎡)や、コネクティング対応で最大8名まで宿泊できる「和洋タイプフロア」(11階・12階、34㎡~38㎡)、最大約68㎡の広さで分譲マンション並みの広さと住宅設備などを完備した「スイートフロア」(13階・14階、38㎡~68㎡)など、フロア別に5種類の客室タイプを備える。

医師や作業療法士の監修を受けて設備やサービスを設けており、看護師資格を持つスタッフによる心のケアサポートの相談窓口、近隣クリニックや患者かかりつけの医療機関との連携による術前術後の支援、各種ケアメニューなど、がん患者とその家族の不安を和らげる工夫や配慮を取り入れている。